風見治と松尾直       

風見治さんは、実名 松尾直(なおし)と言われます。
特別、実名を伏せてきたわけではないと言われています。
今回、ホームページに本名を載せましたが、「季・時どき」に本名が載っていたからで、載せてよろしいかとお伺いして載せてあります。
私は、村井秋という俳号ですが、これは、近くの地区センターで俳句をしていたころ、俳号というものを持ってみたいとかるく話したら、新井博というその会の指導者(四季編集委員)が付けてくれました。それが気に入って、ずっと、秋を俳号にしています。
村井秋は、どこか、村の秋祭り、という感じだなあと思っています。
そのことを言って、風見さんに、
「風見治はご自身で付けられましたか」とお聞きしたことがあります。
そして、「この名前にはどんな思いが込められているのですか」と。
お返事が「自分で付けた。ただ、文字を並べただけよ。」でした。
ああ、なんというシャイな方だろう!と思いました。

今年の4月に、風見さんは、「二人展」の後、ふるさと長崎にゆき、唐八景の凧揚げをされました。私は画展を見せていただいただけで失礼しましたが。
小川凧店は長崎凧を作る専門店です。佐々木幹郎さんの「アジア海道紀行」にも出てきます。佐々木さんも本では、凧揚げ(はたあげ)をされて写真も大きく掲載されています。
この小川凧店は、風見さんの実家のすぐ近く、そちらに「風の紋様の凧」(↓)を特別注文して、それを揚げたのでした。
私は、佐々木幹郎さんの「アジア海道紀行」を読んでいたので、知ってる知っていると、小川凧店の話を風見さんから聞き、より身近な感じがしました。



その小川凧店のおばあさんが、50年ぶりに風見さんに会って、風見さんのことを憶えていて、風見さんに
「なおしちゃん、生きておいででしたか」と手を合わせて拝むように言われたそうです。
「それは、ほんとうにうれしいものでした」
「『なおし』という実名が、とても懐かしく、『かざみおさむ』とは違う温かな響きを感じました」と言われています。

  生く我に掌を合わす人芹の花   しゅう


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